エージェント&競馬記者の関係が変わってくる?

片山良三氏のブログより
http://asageifuzoku.com/h/post/21348/

JRAは、騎手のエージェント制度に大きな改革を加えようとしている。その骨子は、専門紙トラックマンの兼業を禁じるものだ。新たな規約でエージェントとなった者には、馬券の購入禁止に加えて、予想禁止というシバリが入る予定で、実施されれば競馬マスコミで予想を公開している者は、事実上、どちらかをやめなくてはならないことになる。

「まだ決まったわけではなく、広く意見を伺ったうえで修正を加えていきたい」としているものの、ほぼこのままの形で押し切るつもりなのは、これまでのJRAのやり方で想像がつく。

いわゆる「エージェント」は、厩舎関係者のそれと同等の情報が入ってくる立場なので、馬券の購入禁止という項目は最初から入れておけばよかったというのが筆者の以前からの見解。とはいえ、予想の禁止とまでなると過剰防衛という気もするのだが。

もうひとつの問題は、この改革によって現行の「騎乗依頼仲介者」の人数が大きく減るのは避けられないわけで、そうなった時に出現すると予想されるのが、大手馬主グループから派遣されるタイプのエージェント。そちらの「兼業」をJRAはどう考えるのか、新たな問題が噴出してくることにも対応を迫られるに違いない。

まあ・・・いろいろと言われているけど
美浦では蛯名正義・横山典弘騎手がエージェントを無くした。

エージェント制度が変わったら、また馬券戦略も変わってくるはず。