フェノーメノの天皇賞春連覇を振り返る|2013年・2014年春盾を制した名馬の思い出

フェノーメノ|天皇賞(春)連覇を達成したステイゴールド産駒の思い出

天皇賞(春)の歴代勝ち馬を振り返る中で、今回は2013年・2014年の天皇賞(春)を連覇したフェノーメノについてまとめていきます。

フェノーメノは2013年・2014年の天皇賞(春)を連覇した実力馬です。
父はステイゴールド、鞍上は蛯名正義騎手。長距離G1を2年連続で制したにもかかわらず、なぜか「名馬」として語られる機会がやや少ない一頭でもあります。

ただ、改めて戦績を見返すと、青葉賞1着、日本ダービー2着、天皇賞(秋)2着、そして天皇賞(春)連覇。
クラシックから古馬G1まで高いレベルで走り続けた、かなり完成度の高い中長距離馬だったことが分かります。

この記事で振り返る内容
・フェノーメノの血統と兄弟姉妹
・フェノーメノの重賞勝利
・2013年、2014年の天皇賞(春)連覇
・管理人のフェノーメノに対する思い出

天皇賞春|歴代の勝ち馬一覧

まずは、近年の天皇賞(春)歴代勝ち馬を振り返っておきます。
フェノーメノは2013年・2014年に連覇しており、同じく連覇を達成したキタサンブラック、フィエールマンなどと並ぶ存在です。

勝ち馬
2025年 ヘデントール
2024年 テーオーロイヤル
2023年 ジャスティンパレス
2022年 タイトルホルダー
2021年 ワールドプレミア
2020年 フィエールマン
2019年 フィエールマン
2018年 レインボーライン
2017年 キタサンブラック
2016年 キタサンブラック
2015年 ゴールドシップ
2014年 フェノーメノ
2013年 フェノーメノ

フェノーメノの血統|父ステイゴールド、母父デインヒル

フェノーメノは、父ステイゴールド、母ディラローシェ、母父デインヒルという血統です。

ステイゴールド産駒といえば、オルフェーヴル、ゴールドシップ、ドリームジャーニーなど、個性の強い名馬を多く送り出した種牡馬。
フェノーメノもその系譜にいる一頭ですが、派手さよりも東京・中山・京都の中長距離で堅実に力を出した優等生タイプという印象が強い馬でした。

フェノーメノの血統
父:ステイゴールド
母:ディラローシェ
母父:デインヒル

フェノーメノ兄弟姉妹

ディオメデス(2勝)父:フジキセキ

フェノーメノの重賞勝利一覧

フェノーメノの重賞勝利を振り返ると、すべて蛯名正義騎手とのコンビで挙げた勝利でした。

レース 人気 騎手
2014年 天皇賞(春) 4番人気 蛯名正義
2013年 天皇賞(春) 2番人気 蛯名正義
2013年 日経賞 1番人気 蛯名正義
2012年 セントライト記念 1番人気 蛯名正義
2012年 青葉賞 1番人気 蛯名正義

青葉賞、セントライト記念、日経賞、天皇賞(春)連覇。
クラシック本番では勝ち切れなかったものの、重賞勝利の内容を見ると、かなり王道の中長距離路線を歩んだ馬だったといえます。

フェノーメノの思い出|春天2勝でも少し地味に見える理由

フェノーメノについて個人的に思うのは、天皇賞(春)を2勝している割に、少し名馬感が薄く語られがちな馬ということです。
もちろん、これはかなり失礼な表現かもしれません。

実際にはかなり強い馬でした。
ただ、同世代にゴールドシップがいて、少し後にはキタサンブラックという強烈なスターが出てきたこともあり、フェノーメノの存在感が相対的に控えめに見えている部分はあると思います。

それでも、日本ダービー2着、天皇賞(秋)2着、天皇賞(春)連覇という実績はかなり立派です。
もしどこかでG1をもう一つ勝っていれば、今よりもっと大きく語られる馬になっていたかもしれません。

フェノーメノの主な戦績を振り返る

フェノーメノのキャリアをざっくり振り返ると、クラシック前から古馬G1戦線まで、かなり濃いレースを走っています。

  • 1勝クラス 1着
  • 弥生賞 6着
  • 青葉賞 1着
  • 日本ダービー 2着
  • 天皇賞(秋) 2着
  • ジャパンカップ 5着
  • 日経賞 1着
  • 天皇賞(春) 1着
  • 天皇賞(春) 1着

特に印象的なのは、やはり日本ダービー2着天皇賞(秋)2着です。
青葉賞から日本ダービーへ向かい、そこで2着。さらに秋には天皇賞(秋)でも2着に入っています。

長距離専用馬というより、東京芝2400mでも東京芝2000mでも勝ち負けできた総合力の高い馬だったという見方もできます。

もし菊花賞に出走して、そこでゴールドシップとぶつかっていたらどうなっていたのか。
あるいは、そこでゴールドシップに勝つようなことがあれば、フェノーメノの評価は今とはかなり違ったものになっていたかもしれません。

2013年 天皇賞(春)|フェノーメノが初の春盾制覇

2013年の天皇賞(春)は、フェノーメノにとって初めてのG1制覇となったレースです。
2番人気に支持され、蛯名正義騎手とのコンビで京都芝3200mを攻略しました。

着順 馬名 騎手
1着 フェノーメノ 蛯名正義
2着 トーセンラー 武豊
3着 レッドカドー モッセ

この年の天皇賞(春)は、フェノーメノにとって「惜しい馬」から「G1馬」へ変わった重要な一戦でした。
日本ダービー、天皇賞(秋)で2着に敗れていた馬が、ようやく大舞台で勝ち切ったレースでもあります。

2014年 天皇賞(春)|フェノーメノが連覇達成

2014年の天皇賞(春)では、フェノーメノが4番人気から連覇を達成しました。
前年の覇者でありながら、人気面ではやや評価を落としていた中での勝利。改めて京都芝3200mへの適性と勝負強さを示した一戦でした。

着順 馬名 騎手
1着 フェノーメノ 蛯名正義
2着 ウインバリアシオン 武幸四郎
3着 ホッコーブレーヴ 田辺裕信

天皇賞(春)を連覇するのは簡単ではありません。
同じ京都芝3200mでも、年によってペース、馬場、相手関係は変わります。その中で2年連続で勝ち切ったフェノーメノは、やはり長距離G1で非常に高い能力を持っていた馬だったといえます。

フェノーメノはもっと評価されてもいい天皇賞春の名馬

フェノーメノは、派手なキャラクター性や強烈な伝説という点では、ゴールドシップやキタサンブラックほど語られないかもしれません。

それでも、天皇賞(春)を連覇した馬という事実は非常に重いものです。
さらに、日本ダービー2着、天皇賞(秋)2着という実績も含めると、単なる長距離馬ではなく、クラシックから古馬王道路線まで対応した完成度の高い中長距離馬だったと振り返ることができます。

個人的には、フェノーメノは「もっと語られていい天皇賞春の名馬」だと思っています。
春の京都3200mで見せた安定感と勝負強さは、今見返しても十分に価値のあるものです。

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