ラブリーデイ|宝塚記念を制した2015年の主役を振り返る
過去に作成した記事をベースに、あらためて宝塚記念の歴代勝ち馬という視点から再編集しました。
今回取り上げるのは、2015年の宝塚記念を制したラブリーデイです。
ラブリーデイは、派手な大逃げや豪快な追い込みで魅せるタイプではありませんでしたが、2015年はまさに充実一途。
中距離路線で勝ち星を重ね、宝塚記念、天皇賞秋まで制したことで、一気に一流馬の仲間入りを果たした1頭でした。
宝塚記念 過去の勝ち馬(近年)
まずは、近年の宝塚記念勝ち馬を振り返ってみます。
グランプリらしく、時代を代表する実力馬の名前が並んでいます。
- 2025年:メイショウタバル
- 2024年:ブローザホーン
- 2023年:イクイノックス
- 2022年:タイトルホルダー
- 2021年:クロノジェネシス
- 2020年:クロノジェネシス
- 2019年:リスグラシュー
- 2018年:ミッキーロケット
- 2017年:サトノクラウン
- 2016年:マリアライト
- 2015年:ラブリーデイ
こうして見ると、宝塚記念は単なる春の締めくくりではなく、その年の中距離路線を象徴する馬が勝ち切るレースでもあります。
2015年のラブリーデイも、まさにその流れにふさわしい勝ち馬でした。
ラブリーデイの血統|父キングカメハメハ、母ポップコーンジャズ
- 父:キングカメハメハ
- 母:ポップコーンジャズ
- 母父:ダンスインザダーク
ラブリーデイの父は名種牡馬キングカメハメハ。
母ポップコーンジャズは、サンデーサイレンス系のスタミナ色を持つダンスインザダークを父に持つ繁殖牝馬です。
スピード、持続力、底力のバランスが取れた血統背景で、ラブリーデイ自身も芝2000m前後を中心に安定したパフォーマンスを見せました。
・ポッケリーニ(3勝)父:キングカメハメハ
・バンコミード(3勝)父:キングカメハメハ
ラブリーデイ 重賞勝利一覧|2015年はまさに覚醒の一年
ラブリーデイを語るうえで外せないのが、2015年の充実ぶりです。
この年は年明けの中山金杯から始まり、京都記念、鳴尾記念、宝塚記念、京都大賞典、天皇賞秋と重賞を次々に制覇しました。
- 中山金杯(4番人気)ベリー騎手
- 京都記念(3番人気)戸崎圭太騎手
- 鳴尾記念(2番人気)岩田康誠騎手
- 宝塚記念(6番人気)川田将雅騎手
- 京都大賞典(1番人気)川田将雅騎手
- 天皇賞秋(1番人気)浜中俊騎手
特に宝塚記念は6番人気での勝利。
すでに重賞で結果を出していたとはいえ、G1の舞台で一気に頂点まで駆け上がった内容は印象的でした。
2015年 宝塚記念|ラブリーデイがグランプリで見せた完成度
- 1着:ラブリーデイ(川田将雅騎手)
- 2着:デニムアンドルビー(浜中俊騎手)
- 3着:ショウナンパンドラ(池添謙一騎手)
2015年の宝塚記念は、ラブリーデイが中団からしっかり脚を使い、最後まで粘り強く伸びて勝利。
2着には同じ金子真人ホールディングス所有のデニムアンドルビーが入り、結果的に金子真人ホールディングスのワンツーとなりました。
3着には後にジャパンカップを制するショウナンパンドラ。
メンバーを振り返っても、決して楽な相手関係ではなく、ラブリーデイの完成度の高さが光った一戦だったと思います。
ラブリーデイの思い出|金子真人ホールディングスを代表する中距離馬
ラブリーデイといえば、やはり金子真人ホールディングスの代表馬の一頭です。
父キングカメハメハ、母ポップコーンジャズも同馬主の所有馬であり、いわゆる「金子血統」の厚みを感じさせる存在でした。
同じ勝負服にはディープインパクト、カネヒキリ、アパパネ、ソダシ、マカヒキ、ワグネリアンなど名馬が多くいます。
その中でもラブリーデイは、2015年の活躍によって中距離路線の主役級として強く記憶に残る馬になりました。
派手さよりも、使われながら強くなっていった印象。
春から秋にかけて勝ち続けた姿は、まさに「充実期に入った競走馬の怖さ」を見せてくれました。
金子真人ホールディングス 収得賞金ランキング
※記事作成時点
- ディープインパクト
- カネヒキリ
- ラブリーデイ
- ワグネリアン
- ソダシ
- アパパネ
- ユートピア
- デニムアンドルビー
- ユーキャンスマイル
- マカヒキ
名だたる名馬が並ぶランキングの中で、ラブリーデイが上位に入っているのは、それだけ長く、そして濃く活躍した証でもあります。
2015年 宝塚記念|レース映像
当時のレース映像を見返すと、ラブリーデイの立ち回りの上手さ、川田将雅騎手の冷静な騎乗、そして最後まで脚色が鈍らないしぶとさがよく分かります。
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まとめ|ラブリーデイは2015年を象徴する中距離王者だった
ラブリーデイは、2015年に一気に頂点へ駆け上がった馬でした。
中山金杯から始まり、京都記念、鳴尾記念、宝塚記念、京都大賞典、天皇賞秋と重賞を勝ち続けた一年は、今振り返っても圧巻です。
宝塚記念はグランプリらしく、人気馬が力を示す年もあれば、伏兵が一気に主役へ躍り出る年もあります。
2015年のラブリーデイは、まさに後者から前者へ変わっていった存在だったのではないでしょうか。
今年の宝塚記念を予想するうえでも、過去の勝ち馬を振り返ることで見えてくるものがあります。
能力、血統、騎手、そして当日の勢い。ラブリーデイのように、春のグランプリで一気に評価を高める馬が今年も現れるかもしれません。


