札幌競馬場のダート1700mで行われるエルムステークスは、秋以降のダート重賞戦線を占う重要な一戦です。
この記事では、2021年から2025年までのエルムステークスについて、過去5年の結果、人気、騎手、種牡馬、枠順、独自能力値をまとめました。
過去の傾向を見ると、勝ち馬は中位人気からも出ていますが、3着には二桁人気の伏兵が頻繁に入っています。上位人気だけで決まりにくい点は、馬券を考えるうえで押さえておきたい特徴です。
- 1番人気は過去5年で未勝利
- 勝ち馬5頭のうち3頭が5番人気以下
- 3着馬は過去5年中4頭が10番人気以下
- ヘニーヒューズ産駒が過去5年で3勝
- 武豊騎手は4回騎乗して3回連対
- 6枠が過去5年で最多の2勝
エルムステークス過去5年の結果
2021年から2025年までの1~3着馬をまとめました。
| 年 | 馬名 | 性別 | 年齢 | 騎手 | 人気 | 着順 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025年 | ペリエール | 牡 | 5 | 佐々木大輔 | 5 | 1着 |
| ロードクロンヌ | 牡 | 4 | 藤岡佑介 | 1 | 2着 | |
| ミッキーヌチバナ | 牡 | 7 | 鮫島克駿 | 10 | 3着 | |
| 2024年 | ペイシャエス | 牡 | 5 | 横山和生 | 5 | 1着 |
| ドゥラエレーデ | 牡 | 4 | 武豊 | 1 | 2着 | |
| テーオードレフォン | 牡 | 5 | 丸山元気 | 10 | 3着 | |
| 2023年 | セキフウ | 牡 | 4 | 武豊 | 6 | 1着 |
| ワールドタキオン | 牡 | 5 | 斎藤新 | 4 | 2着 | |
| ロッシュローブ | 牡 | 6 | 浜中俊 | 10 | 3着 | |
| 2022年 | フルデプスリーダー | 牡 | 5 | 丹内祐次 | 9 | 1着 |
| ウェルドーン | 牝 | 4 | 武豊 | 6 | 2着 | |
| オメガレインボー | 牡 | 6 | 横山和生 | 2 | 3着 | |
| 2021年 | スワーヴアラミス | 牡 | 6 | 松田大作 | 4 | 1着 |
| オメガレインボー | 牡 | 5 | 横山和生 | 7 | 2着 | |
| ロードブレス | 牡 | 5 | 坂井瑠星 | 11 | 3着 |
1番人気は勝ち切れていない
過去5年の1番人気は、2024年のドゥラエレーデと2025年のロードクロンヌが2着に入っていますが、勝利はありません。
一方、勝ち馬の人気は5番人気、5番人気、6番人気、9番人気、4番人気。平均すると5.8番人気で、上位人気だけを信頼するよりも、4~9番人気あたりまで広く検討したい結果になっています。
3着には二桁人気の穴馬が目立つ
特に注目したいのが3着馬です。
- 2025年:ミッキーヌチバナ・10番人気
- 2024年:テーオードレフォン・10番人気
- 2023年:ロッシュローブ・10番人気
- 2022年:オメガレインボー・2番人気
- 2021年:ロードブレス・11番人気
過去5年中4年で10番人気以下の馬が3着に入りました。3連複や3連単では、人気薄を3着候補として組み込むことで高配当を狙えるレースといえそうです。
中心は4~6歳馬
過去5年の勝ち馬は、4歳馬が1勝、5歳馬が3勝、6歳馬が1勝でした。なかでも5歳馬が中心ですが、2025年には7歳のミッキーヌチバナが3着に入っており、年齢だけでベテラン馬を切るのは危険です。
性別では、過去5年の3着以内15頭中14頭が牡馬。牝馬で馬券に絡んだのは、2022年2着のウェルドーンでした。
エルムステークスの騎手別成績
2021年から2025年までの騎手別成績です。
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 武豊 | 1-2-0-1/4 | 25.0% | 75.0% | 75.0% |
| 横山和生 | 1-1-1-2/5 | 20.0% | 40.0% | 60.0% |
| 丹内祐次 | 1-0-0-2/3 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
| 佐々木大輔 | 1-0-0-1/2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
| 松田大作 | 1-0-0-1/2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
| 藤岡佑介 | 0-1-0-1/2 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
| 斎藤新 | 0-1-0-1/2 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
| 鮫島克駿 | 0-0-1-2/3 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
| 浜中俊 | 0-0-1-2/3 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
| 丸山元気 | 0-0-1-1/2 | 0.0% | 0.0% | 50.0% |
| 坂井瑠星 | 0-0-1-0/1 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
武豊騎手は連対率75%
騎手別で目立つのは武豊騎手です。過去5年で4回騎乗し、1勝、2着2回。連対率と複勝率はともに75%となっています。
2022年はウェルドーンで2着、2023年はセキフウで優勝、2024年はドゥラエレーデで2着。3年連続で連対しており、騎乗馬が出走する場合は軽視しにくい存在です。
横山和生騎手も複勝率60%
横山和生騎手は過去5年で1勝、2着1回、3着1回。2021年と2022年にはオメガレインボーで連続して馬券圏内に入り、2024年はペイシャエスで優勝しました。
札幌ダート1700mで騎手を比較する際は、武豊騎手と横山和生騎手を特にチェックしておきたいところです。
エルムステークスの種牡馬別成績
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ヘニーヒューズ | 3-1-0-1/5 | 60.0% | 80.0% | 80.0% |
| ハーツクライ | 1-0-0-5/6 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
| エスポワールシチー | 1-0-0-2/3 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
| アイルハヴアナザー | 0-1-1-1/3 | 0.0% | 33.3% | 66.7% |
| ドゥラメンテ | 0-1-0-1/2 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
| アジアエクスプレス | 0-1-0-1/2 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
| リオンディーズ | 0-1-0-0/1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
| ロードカナロア | 0-0-1-2/3 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
| ドレフォン | 0-0-1-2/3 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
| ダノンバラード | 0-0-1-1/2 | 0.0% | 0.0% | 50.0% |
| ダノンレジェンド | 0-0-1-0/1 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
ヘニーヒューズ産駒が過去5年で3勝
種牡馬別成績では、ヘニーヒューズ産駒が5頭出走して3勝、2着1回。勝率60%、連対率80%、複勝率80%という優秀な結果を残しています。
2025年の勝ち馬ペリエールもヘニーヒューズ産駒でした。該当馬の出走数が多いわけではないため過信は禁物ですが、エルムステークスでは最優先で確認したい血統です。
エルムステークスの枠番別成績
| 枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 1-0-0-4/5 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
| 2枠 | 0-0-1-4/5 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
| 3枠 | 1-1-1-7/10 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
| 4枠 | 1-2-0-7/10 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
| 5枠 | 0-0-1-9/10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
| 6枠 | 2-1-0-7/10 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
| 7枠 | 0-0-2-8/10 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
| 8枠 | 0-1-0-9/10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
6枠が最多の2勝
過去5年で複数の勝ち馬を出しているのは6枠です。10頭が出走して2勝、2着1回。勝率20%、連対率30%、複勝率30%となっています。
3枠と4枠も複勝率30%を記録しており、過去5年では3~6枠の中ほどに好走馬が集まっています。
一方、5枠と8枠は複勝率10%。7枠は3着2回があるものの連対馬は出ていません。ただし、枠順は展開や出走馬の脚質にも左右されるため、単独で評価を決めず、先行力や騎手、血統と合わせて判断したいところです。
エルムステークス2025年の能力値結果
2025年のエルムステークスについて、レース前に掲載した独自能力値と実際の着順を振り返ります。
エルムステークス2025年・能力値上位5頭
- ドゥラエレーデ:9着
- ウィリアムバローズ:4着
- ブライアンセンス:6着
- ロードクロンヌ:2着
- ペリエール:1着
能力値4位のロードクロンヌが2着、能力値5位のペリエールが1着となり、上位5頭から1着馬と2着馬が出ました。
能力値1~3位は馬券圏外でしたが、2位のウィリアムバローズは4着。能力値上位馬を中心にしつつ、種牡馬や枠順、当日の状態を加えて評価することの重要性が表れた結果です。
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公開日時・内容は変更される場合があります。最終判断はご自身でお願いします。
エルムステークス2026年の能力値
エルムステークス2026年の能力値は後日更新します
出走馬、枠順、騎手などが確定したあと、独自データをもとに能力値1~5位を掲載予定です。
エルムステークス歴代勝ち馬の名勝負
エルムステークスでは、その後のダート重賞やGI戦線でも活躍した馬たちが数多く好走してきました。歴代勝ち馬のレースを振り返る記事も掲載しています。
ローマンレジェンドがエルムステークスで見せた走りと、当時のレースを振り返ります。
ダート重賞戦線で活躍したヒシアトラスと、エルムステークスでの名勝負を紹介しています。
エルムステークス過去5年まとめ
最後に、2021年から2025年までのデータから確認できるポイントをまとめます。
- 1番人気は2着2回で、過去5年では勝利なし
- 勝ち馬の人気は4~9番人気
- 5歳馬が過去5年で3勝
- 3着には10番人気以下の穴馬が入りやすい
- 武豊騎手は4回騎乗して連対率75%
- 横山和生騎手は5回騎乗して複勝率60%
- ヘニーヒューズ産駒は5頭中4頭が連対
- 枠順では6枠が最多の2勝
- 2025年は能力値4位と5位で1、2着
エルムステークスは、人気上位馬だけではなく、中位人気や二桁人気の馬にも注意が必要なダート重賞です。
特に、ヘニーヒューズ産駒、武豊騎手や横山和生騎手、3~6枠に入った馬は、出走馬が確定した段階で確認しておきたい条件です。
2026年の出走予定馬、枠順、能力値については、情報が確定次第この記事に追記します。
※掲載しているデータは過去の結果を集計したものであり、将来の結果を保証するものではありません。馬券の購入は無理のない範囲でお楽しみください。


