ハープスターの名勝負として今でも強烈な印象を残しているのが、
2013年の新潟2歳ステークス(GⅢ)です。
18頭立ての最後方からレースを進め、直線では大外から一気の追い込み。
上がり3F32.5秒という驚異的な末脚を繰り出し、
後の皐月賞馬イスラボニータに3馬身差をつけて勝利しました。
ハープスターがクラシック候補として一気に注目を集めるきっかけとなった、
2013年新潟2歳Sの名勝負を振り返ります。
過去の勝ち馬・枠順・脚質・種牡馬など、新潟2歳Sの予想データは下記の記事でまとめています。
ハープスターが勝った2013年新潟2歳Sとは
2013年8月25日に新潟競馬場の芝1600mで行われた新潟2歳ステークス。
1番人気に支持されたのが、川田将雅騎手騎乗のハープスターでした。
レースではスタート後から後方へ下がり、道中の位置取りは18頭立ての18番手。
直線に入っても最後方でしたが、そこから大外へ持ち出すと一気に加速します。
記録した上がり3Fは32.5秒。
前を走っていた17頭をまとめて差し切り、2着イスラボニータに3馬身差をつける圧勝でした。
・1着:ハープスター(1番人気)
・騎手:川田将雅
・タイム:1分34秒5
・位置取り:18-18
・上がり3F:32.5秒
・2着との差:3馬身
新潟2歳S史上でも印象的な「18-18」からの追い込み
ハープスターの新潟2歳Sで最も語り継がれているのが、
最後方18番手からの追い込みです。
新潟芝1600mは長い直線を持つコースとはいえ、
2歳馬が重賞で最後方から前の17頭すべてを差し切るのは簡単ではありません。
しかもハープスターは、ただ差し切っただけではありません。
上がり32.5秒の末脚で、2着に3馬身差をつけています。
直線へ向いた時点では最後方。
そこから馬群の外を通って一気に先頭へ――。
ハープスターという競走馬の名前を、多くの競馬ファンに強烈に印象付けたレースでした。
2着イスラボニータも後のGⅠ馬
2013年新潟2歳Sでハープスターの2着だったのは、
4番人気のイスラボニータでした。
イスラボニータはその後、2014年の皐月賞を制覇。
つまり2013年の新潟2歳Sは、
後の桜花賞馬ハープスターと皐月賞馬イスラボニータが1着・2着
となった非常に豪華な一戦でもあります。
結果だけでなく、その後の活躍まで振り返ると、
2013年の新潟2歳Sが「出世レース」としても印象深い一戦だったことが分かります。
ハープスターの血統|ディープインパクト×ヒストリックスター
ハープスターの血統は以下の通りです。
父:ディープインパクト
母:ヒストリックスター
母父:ファルブラヴ
母ヒストリックスターの母は、桜花賞・オークスを制した名牝ベガ。
母系には日本競馬を代表する活躍馬が並ぶ良血です。
ハープスターの兄弟姉妹
ピュアソウル(2勝)父:ディープインパクト
ゴールドティア(2勝)父:キングカメハメハ
ハープスターの重賞勝利|桜花賞など4勝
新潟2歳Sを勝利したハープスターは、その後も世代を代表する牝馬として重賞戦線で活躍しました。
| 年 | レース | 人気 | 騎手 |
|---|---|---|---|
| 2013年 | 新潟2歳S | 1番人気 | 川田将雅 |
| 2014年 | チューリップ賞 | 1番人気 | 川田将雅 |
| 2014年 | 桜花賞(GⅠ) | 1番人気 | 川田将雅 |
| 2014年 | 札幌記念 | 2番人気 | 川田将雅 |
ハープスター名勝負の思い出|新潟2歳Sから桜花賞へ
個人的にも、ハープスターで最も忘れられないレースのひとつが新潟2歳Sです。
キャロットクラブでの募集価格は1口10万円・総額4000万円。
新潟2歳Sで見せた圧倒的な末脚を見て、
「この馬はどこまで強くなるのだろう」と期待した競馬ファンも多かったと思います。
阪神JFでは1番人気に支持されながらレッドリヴェールの2着。
私自身も珍しく単勝で勝負していたため、悔しい思い出があります。
しかし翌2014年の桜花賞では、再び後方から強烈な末脚を繰り出してGⅠ制覇。
新潟2歳Sで見せた追い込みが、そのままクラシックの大舞台へつながりました。
一方で、あれだけの末脚を持っていても、追い込みという脚質には展開や位置取りの難しさがあります。
ハープスターを振り返るたびに、
競走馬にとって能力だけでなく「どこで競馬をするか」も重要なのだと感じます。
2013年新潟2歳S結果|ハープスターが3馬身差で圧勝
| 着順 | 馬名 | 人気 | 騎手 |
|---|---|---|---|
| 1着 | ハープスター | 1番人気 | 川田将雅 |
| 2着 | イスラボニータ | 4番人気 | 蛯名正義 |
| 3着 | ピークトラム | 6番人気 | 小牧太 |
動画で見るハープスターの2013年新潟2歳S
文章だけでは伝わりにくいハープスターの末脚は、実際のレース映像で見るとさらに強烈です。
最後方から大外を通って17頭を差し切る走りに注目してください。
新潟2歳Sの歴代勝ち馬|ハープスター以降もGⅠ馬を輩出
ハープスターが勝った2013年以降も、新潟2歳Sから多くの活躍馬が誕生しています。
- 2025年 リアライズシリウス
- 2024年 トータルクラリティ
- 2023年 アスコリピチェーノ
- 2022年 キタウイング
- 2021年 セリフォス
- 2020年 ショックアクション
- 2019年 ウーマンズハート
- 2018年 ケイデンスコール
- 2017年 フロンティア
- 2016年 ヴゼットジョリー
- 2015年 ロードクエスト
- 2014年 ミュゼスルタン
- 2013年 ハープスター
- 2012年 ザラストロ
- 2011年 モンストール
- 2010年 マイネイサベル
- 2009年 シンメイフジ
- 2008年 セイウンワンダー
- 2007年 エフティマイア
新潟2歳Sの最新データや歴代の名馬については、まとめ記事でも詳しく紹介しています。
ハープスターと新潟2歳Sのよくある質問
ハープスターが新潟2歳Sを勝ったのは何年?
2013年です。川田将雅騎手とのコンビで1番人気に応えました。
ハープスターの新潟2歳Sの上がりタイムは?
上がり3Fは32.5秒でした。
18頭立ての最後方から一気に追い込み、2着イスラボニータに3馬身差をつけました。
2013年新潟2歳Sの2着馬は?
イスラボニータです。
その後、2014年の皐月賞を制しています。
まとめ|ハープスターの新潟2歳Sは今も語り継ぎたい名勝負
2013年の新潟2歳Sでハープスターが見せた、
「18-18」から上がり32.5秒で全馬を差し切る競馬は、
新潟2歳Sの歴史を振り返るうえで欠かせない名勝負です。
2着には後の皐月賞馬イスラボニータ。
そしてハープスター自身も翌年の桜花賞を制覇しました。
新潟2歳Sから将来のGⅠ馬が誕生する――。
その象徴的な存在のひとつが、ハープスターだったと思います。
今年の新潟2歳Sについても、過去データや注目馬を随時更新しています。
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