アインブライド｜阪神JFを勝利した名馬

アインブライド｜阪神JF（阪神ジュベナイルフィリーズ）｜歴代勝ち馬からの思い出

過去に作成したものをベースに再編集しています。
アインブライドは1997年の阪神JF（阪神ジュベナイルフィリーズ）を制した名牝。
人気薄の7番人気ながら鋭く抜け出し、古川吉洋騎手にとってキャリア初のG1勝利をプレゼントした一戦でした。

阪神JF－過去の勝ち馬

（）はその後の主なG1勝利馬

24年　アルマヴェローチェ
23年　アスコリピチェーノ（25年ヴィクトリアマイル）
22年　リバティアイランド（桜花賞・オークス・秋華賞）
21年　サークルオブライフ
20年　ソダシ（21年桜花賞）
19年　レシステンシア
18年　ダノンファンタジー
17年　ラッキーライラック（19・20年エリザベス女王杯）
16年　ソウルスターリング（17年優駿牝馬）
15年　メジャーエンブレム（NHKマイルC）
14年　ショウナンアデラ
13年　レッドリヴェール
12年　ローブティサージュ
11年　ジョワドヴィーヴル
10年　レーヴディソール
09年　アパパネ（クラシック三冠・VM）
08年　ブエナビスタ（桜花賞・オークス・天皇賞秋・JCなど）
07年　トールポピー（オークス）
06年　ウオッカ（ダービーほか多数）
05年　テイエムプリキュア
04年　ショウナンパントル
03年　ヤマニンシュクル
02年　ピースオブワールド
01年　タムロチェリー
00年　テイエムオーシャン
99年　ヤマカツスズラン
98年　スティンガー
97年　アインブライド

アインブライド　血統＆兄弟姉妹

父：コマンダーインチーフ
母：セブンレットウ
母父：パーソロン

アインブライド兄弟姉妹

マツリダタロウ（13勝）父：ダンシングブレーヴ
ハスラー（6勝）父：サンデーサイレンス
セヴンワンダース（4勝）父：アグネスタキオン
メイショウヤシマ（4勝）父：ブレイヴェストローマン

アインブライド　重賞勝利

1997年阪神ジュベナイルフィリーズ（7番人気）
騎手：古川吉洋

アインブライドの思い出

アインブライドと言えば、やはり古川吉洋（フルキチ）騎手にとって初めてのG1制覇という点が強烈な記憶として残っています。

当時はまだ若手騎手で、G1勝利は大きな話題に。
しかしその後、アインブライド自身は重賞勝ちを積み重ねることができず、クラシック戦線では苦戦が続きました。

1996年の阪神JFでは吉田豊騎手（メジロドーベル）が1番人気で惜敗。
そして1997年は後藤浩輝騎手のシンコウノビーが1番人気。
競馬ファンにとっては、名手たちのキャリア初期が交差した時代でもあります。

後藤浩輝騎手のことを思い出す人も多いでしょう。
阪神JFというレースは、時に騎手人生や名馬の運命を大きく揺さぶるドラマを生み出します。

古川吉洋騎手の主な重賞勝利

古川吉洋騎手重賞勝利一覧

25年　新潟大賞典　シリウスコルト
21年　マイラーズカップ　ケイデンスコール
19年　京阪杯　ライトオンキュー
18年　葵S　ゴールドクイーン
18年　きさらぎ賞　サトノフェイバー
18年　東海S　テイエムジンソク
17年　みやこS　テイエムジンソク
17年　シリウスS　メイショウスミトモ
14年　函館記念　ラブイズブーシェ
12年　新潟大賞典　ヒットザターゲット
09年　クイーンS　ビエナビーナス
97年　阪神JF　アインブライド

アインブライドの勝利がキャリアの原点となり、後に数多くの重賞を勝利した古川騎手。
“初G1馬”として、アインブライドは競馬ファンの記憶に残り続けています。